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【ポーラ美術館】印象派絵画や東洋の陶磁器など美のコレクション

ぽーらびじゅつかん【ポーラ美術館】

2002年にオープンしたポーラ美術館は、19世紀フランスの印象派を中心にした西洋絵画や、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁などを集めた美術館。ポーラの創業2代目の鈴木常司氏が集めたコレクション約1万点を収蔵しています。

 

「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトにした美術館で、入口から見ると、あまり大きな美術館に見えないかもしれません。それも箱根の美しい自然を邪魔しないようにと、建物は地上8メートルに押さえ、なんと展示室のほとんどが地下にあるからです。

 

館内の展示室は、印象派の作品が美しく鑑賞できるようにと「7月のパリの夕暮れ」をイメージしたという、自然光に限りなく近い光ファイバー照明。やさしい光に満ちています。

 

クロード・モネやピエール・オーギュスト・ルノワール、パブロ・ピカソのコレクション数は日本有数。ほかにも多くの人が知る有名画家の作品を多数展示しています。

 

これらの絵画で知られている美術館ですが、実は陶磁器も充実。中国、日本、韓国の鑑賞用古陶磁や、日本の近現代陶磁は、日本有数のコレクションといわれます。また、エミール・ガレやドーム兄弟などアール・ヌーヴォーやアール・デコのガラス作品も人気です。

 

そして化粧品のポーラだけに、世界的にも珍しい化粧道具のコレクションも。19世紀イギリスの珊瑚を使った象眼化粧ケースや、日本の婚礼用化粧道具、香水瓶、ガラスの化粧セット、フェイスパウダーのケースなどなど、工芸品としても美しい道具を6700点も収蔵しています。世界の女性が「美しくなるため」にどのようにこの道具を使っていたのかが紹介されているのは、この美術館ならではです。

 

2018年3月11日までは、開館15周年記念として「100点の名画でめぐる100年の旅」展を開催中。近代美術史の流れを100点の名画で辿るという見応えのある展覧会です。2017年12月15日までは、その中のどの絵画が好きなのか来客者が投票する「P-1グランプリ」を開催中! ポーラ美術館一番人気の作品は1月1日に発表されるそうなのでお楽しみに。

 

レストランにはベジタリアン対応メニューも

 

2013年にグランドオープンしたのが美術館周辺の遊歩道。一周20分ほどの遊歩道の左右に広がるのは、ブナやヒメシャラを中心にした、仙石原の豊かな自然林です。季節により多くの鳥が訪れているので、その声を聞きながらのんびりと散策を。ゆるやかな坂や、沢沿いの小径など、遊歩道の周りには、いくつかの彫刻もあるので、探しながら歩くのも楽しいかもしれません。

 

館内の「レストラン アレイ」も、この森の自然との一体感を大切にした内装。大きな窓から小塚山の自然を眺めつつ料理を楽しめます。メインを魚料理や肉料理から選べる「ランチセット」2,380円や、「ポーラ美術館 オリジナルシーフードカレー」1,510円などのほかに、企画展示にあわせて画家の好きな料理や、ゆかりの地の名産品を使ったメニューも登場します。

 

特徴的なのは、「TABLE FOR TWO」という日本発の社会貢献活動を取り入れたメニュー。先進国の問題である肥満や生活習慣病に配慮した低カロリーで栄養バランスの取れたメニューを食べることで、開発途上国の子ども達の学校給食への寄付が行われるという活動です。

 

野菜と魚介のせいろ蒸しをオニオンドレッシングとアイオリソースで食べる「低カロリーなヘルシーコース 506.2Kcal」は、サラダ、パン、コーヒーまたは紅茶が付いて1,940円ですが、これを食べるごとに途上国の給食1食分にあたる20円がNPO法人TABLE FOR TWO Internationalに寄付されるそう。

 

さらに、ベジタリアンの方に朗報。このメニューは魚介を抜いて野菜のみに変更することも可能なのです。2種のソースのうちアイオリソースは卵を使っているので、お好みでこのソースも避ければ、ベジタリアン向けのレストランが少ない箱根では、貴重なランチスポットです。

(2017年11月30日現在の情報です)

 

住所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285

電話 0460-84-2111

開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日 無休(展示替えのための休館日あり)

入館料 大人1,800円

アクセス 箱根湯本駅から直行の箱根登山バスで約40分、または箱根登山鉄道「強羅」駅から施設めぐりバス「湿性花園行き」で約15分、「ポーラ美術館」下車すぐ。箱根本箱から車で約10分

公式サイト http://www.polamuseum.or.jp