「何がこんなに、もくもくしているんだろう？」とか「このニオイはなんだろう？」なんて、少しでも疑問がわいた方にぜひ立ち寄ってもらいたいのが、噴気地帯を見下ろす建物の1階にある「箱根ジオミュージアム」です。

自然情報やツアーの紹介をしている無料のインフォメーションゾーンもありますが、おすすめは入場料100円のGEOホール。大涌谷はもちろん、箱根火山や芦ノ湖、仙石原など周辺の地形のなりたちや、ちょっとした会話の小ネタになるようなミニコラムの展示が約50種！

文字だけではわかりづらい内容も模型や実物などで工夫を凝らして展示されています。箱根本箱のスタッフも「大涌谷温泉」の模型をみて、「こんな風に温泉が生まれているなんて！」と、その仕組みに驚愕。

また、小さな企画展示もあり、高解像度の双眼実体顕微鏡で箱根の火山の土などを見られることも。

 

ひとつひとつの展示は小さいので、興味のあるものだけを読むこともできます。

小さなお子様も楽しめるかと思いますが、むしろ知的好奇心にあふれた大人にこそ楽しめるような内容が盛りだくさん。ミュージアムを出てから改めて見る大涌谷の姿に、知識と体験が結びつく楽しさを実感できるはずです。