ガラス、陶芸、ドライフラワーなど7種の制作体験ができるのが強羅公園にある「箱根クラフトハウス」。その体験内容は多彩で、若手アーティストの集まるこの工房では、彼らが教えながら手伝ってくれます。
「風船を膨らませられればお子様でもできます」という「吹きガラス」(3,800円〜)は、コップやマグカップ、ぐい飲み、花瓶などのメニューが揃い、15分でも体験ができるのだそう。しかもコップやマグカップはそれぞれ6種から形が選べ、ぐい飲みも2種類から形が選べるなど自由に好みのものを作れます。
女性に人気の「とんぼ玉体験」は、ガラスからとんぼ玉を作り(2,500円)、さらに好きなアクセサリーに仕上げられます(別途470円〜)。こちらも最短で15分から可能。ただし、とんぼ玉は冷ますのに50分必要なので、公園内での散策など時間配分を考えて体験を。
やはり女性に好評という「スタイルビーズ体験」では、様々な色、模様のビーズを組み合わせてオリジナルブレスレットを作ることができます(1,310円〜)。選べる素材はガラスビーズにメタルビーズなど約100種類。ブレスレットもメタルもしくは革を選ぶことができます。
じっくり楽しめるのが「陶芸」。手びねりと電動ろくろの2種が選べ、手びねりでは茶碗や湯飲み、マグカップ、ビアグラスなどを作れます。大物コースもあり、カップなどの倍の土を使って麺鉢や大皿、花瓶などを作ることも。電動ろくろでは、皿から茶碗、花瓶など気軽な小物から本格的な大物までインストラクターに手伝ってもらいながら作ることができます(電動ろくろ基本使用料2,900円のほかサイズにより焼成費900円)。
「サンドブラスト体験」は、図柄をカットしたシールでガラスを覆い、砂を高圧で吹き付けることでシール以外の場所を削って模様を作り上げるもの。好きな器(2,000円〜)に好みのシール(100円〜)を組み合わせて、オリジナルのデザインが作れます。選べるシールはなんと100種類以上!
「ドライフラワー体験」では、木の実や花を使って花かご(1,100円)やリース(1,700円)を作るほか、鮮やかな色で長持ちするリザーブドフラワーを材料に使ったアレンジも作れます。
これらの体験はすべて、当日、現地での申込みで楽しめます。むしろ少人数の場合は予約はできないのですが、よほどの混雑期でなければ、ふらっと行っても「これからできる体験」が何かしらあるというのも嬉しいところ。
強羅公園(サイト内リンク)の入園料はかかりますが、園内にはレストランなどもあるので、ゆっくりと強羅で一日を過ごすのもおすすめです。
住所 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 箱根強羅公園内
電話 0460-82-9210
開館時間 9:00~17:00(入館は〜16:30。受付終了は体験内容による)
休館日 無休
入館料 「強羅公園」入園料として大人550円
アクセス 箱根登山ケーブルカー「公園下」駅または「公園上」駅から徒歩1分。または箱根登山鉄道「強羅」駅から徒歩5分。
公式サイト http://www.crafthouse.org