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【NARAYA CAFE】源泉がそそがれる足湯でのんびり
NARAYA CAFE
宮ノ下の駅を下りてすぐ。

ならやかふぇ【NARAYA CAFE】

宮ノ下の駅を出て坂を下り始めるとすぐ、ウッドデッキと足湯のあるスペースが目に入ります。そこが「NARAYA CAFE」。
自由に過ごせる足湯と、カフェ、ギャラリー、ショップが集まった空間です。
NARAYAというのは、この宮ノ下で300年続いていた老舗「奈良屋旅館」の名前から来ています。残念ながら営業を終了してしまった名旅館ですが、この場所、実は奈良屋旅館の従業員寮だった場所に、若夫婦が始めたもの。
NARAYA CAFE
店内に温泉宿のころの看板がありました。
築50年の建物をリフォームしたそうですが、どことなくハンドメイドの暖かみがあって独特な居心地いい空気を作っています。
中心にある足湯は、奈良屋旅館の時代から使われていた源泉をそのまま注いだもの。
NARAYA CAFE足湯
自由に使える足湯が気持ちいい!
足湯の中にテーブルが置かれ、頭上には少々の雨でも使えるようにとテントが張られ、足湯に浸かりながらお茶を飲んでくつろぐことができます。箱根にはこうした「足湯カフェ」がいくつかありますが、これが本当に気持ちいいのです! しかも源泉かけ流しで足しか入っていないのに体がぽかぽかになってくるし、これからの寒い季節にも最高! 思わず、何か本を持っていって読みながら浸かりたい気持ちになります(とはいえ、いつも大人気なのであまり長時間占領するわけにはいきませんが……)。
「足湯でも店内でも、どちらで召し上がってもいいですよ」というカフェのメニューは、コーヒーや紅茶、ジャスミン茶、世界のビール、甘味や軽食などが。
NARAYA CAFEにはいたるところにひょうたんのモチーフがありますが、ひょうたんは奈良屋旅館のころからのシンボル。下駄や桶にもひょうたんの焼き印が押されていたのだそう。
「豊臣秀吉が小田原城を攻めた時に、兵士のために宮ノ下の温泉を使ったそうで、それから秀吉の馬印のひょうたんが宮ノ下のシンボルになったそうです」と店長の奥様。
そんなひょうたんをモチーフにしたNARAYA CAFEの名物が、こちらの最中(もなか)。その名も「ならやん」です。
NARAYA CAFE
ひょうたんの形がかわいい「ならやん」。季節の餡も選べます。冬は抹茶オレのセットもおすすめ。

最中の皮に自分で餡を乗せて食べるので、皮はパリパリ。かわいらしくて美味しくて、箱根本箱スタッフにも大人気です。中のあんこはこしあんの他に季節の餡も選べて、お抹茶もしくは抹茶ラテとのセットもあります。

このセットを持って足湯に浸かりながらのんびり過ごす午後は最高のひとときです。
小腹が空いたら、ピザやそばの実茶漬けなどの軽食もあります。
NARAYA CAFE
ピザの中心にもチーズでひょうたんが!
NARAYA CAFE
世界のビールにあわせてこんなおつまみも。
足湯をはさんでカフェの向かいにあるのが、雑貨などを売っている「ならやあん」。
NARAYA CAFE
お子様連れには店頭の遊具も人気。
中には「四畳半」という展示販売スペースもあって、クラフト作家の作品展示やイベントなども行われています。
ならやあん
奥には本当に四畳半サイズのスペースがあります。
さらに、足湯のデッキから階段を下りたところにも、カフェのお茶を持ち込んで自由に過ごせるスペースがあり、ここは「そのうち宿泊もできるようにしたいんです」とのことで、少しずつ改築中。
NARAYA CAFE
秘密基地のような空間。買ったカフェメニューをここで飲むのもOK。
子供のころに憧れた隠れ家のような屋根裏の小部屋もあって、本を読みながらくつろぐのもおすすめです。
NARAYA CAFE
今後、本の数も増やしていくそうです。箱根本箱も負けられません!
少しずつ手作りで拡張しているというNARAYA CAFEは、今後の展開も楽しみでわくわくします。
住所 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下 404-13
電話 0460-82-1259
営業時間 10:30〜18:00(12月〜1月は〜17:00)
定休日 水曜日・第4木曜日、1月中旬〜2月中旬は冬期休業
アクセス 箱根登山鉄道「宮ノ下」駅下車すぐ。      箱根本箱から車で20分
駐車場 5台(国道沿い)
公式サイト http://naraya-cafe.com