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【Cafe de MOTONAMI】レトロな印象の建物で小豆とコーヒーを。

かふぇ ど もとなみ【Cafe de MOTONAMI】

宮ノ下の駅周辺は、レトロな雰囲気の建物がたくさんあり「宮ノ下ノスタルジック散策路」として整備されています。そのシンボルともいえる「富士屋ホテル」の向かいにあるのが「Cafe de MOTONAMI」です。
東京オリンピックごろまで、富士屋ホテルのバス待合所として使われていたもので、その後、骨董品店や薬屋などを経て、2002年にカフェとしてオープンしたそうです。
薬屋さんだったころには、屋根や壁もサイディングなどで覆われて昔の面影はあまりなかったそうですが、宮ノ下で古くから営業している写真館に、待合所当時の写真が残っていたのだです。
もともと富士屋ホテルを作った工務店が、ホテルの廃材を利用して作った建物だったそうで、屋根もなんとなく富士屋ホテル風。
そこで、面影のある屋根と柱を残して、そのほかは昔の写真のイメージに近くなるようにリノベーションしたそうです。
カフェ・ド・モトナミ
手前の丸いテーブルは鉄を使う作家が作ったもの。かなり重いです!
店内にはご主人と縁のあるアーティストの作品などが飾られています。
カフェ・ド・モトナミ2階
2階にはハンモックや古いオルゴールも。
カフェ・ド・モトナミ2階
このリュウキンのオブジェ、同じ作家の作品が宮ノ下駅の近くにもあるんです。

小豆とコーヒーの組み合わせがクセになります

このカフェで味わえるのが、小豆を使った甘味とコーヒー。
ちょっと不思議な組み合わせなのは、小豆が大好きで、コーヒーも好きというご主人が「好きなもの同士でやれば楽しくできるかなと思って(笑)」と決めたもの。
店をはじめるにあたって試行錯誤したという小豆は、北海道の大納言を使用。あんこなどの加工用よりも上質な和菓子を作るような小豆なので、なるべく粒をつぶさないように仕上げられています。
この季節の人気は「箱根山ぜんざい」。
箱根山ぜんざい
熱々のぜんざいに、冷たいアイスクリームを添えた「箱根山ぜんざい」800円。
火山をイメージした土鍋で出されるぜんざいは、かなりのボリューム。甘さもしっかり感じるのに、不思議と後に残らないのは何故なのか疑問だったのでご主人に聞いてみたところ、その秘密は使っている砂糖にありました。
上白糖ではなく、ビート糖を使っているから甘みがスッキリしたものになるのです。そこに沖縄産の黒糖をちょっぴり加えてコクを出しているのだそう。
でもビート糖の甘みは2〜3日で甘さが抜けてしまうので、常に2日分くらいずつの小分けで作っているそうです。
また意外と冬でも人気なのがパフェ「宮ノ下小町」。
パフェ宮ノ下小町
あんことソフトクリームをたっぷり楽しめる「宮ノ下小町」800円。
フルーツとグラノーラ、小豆、ソフトクリーム、3色の白玉だんごが入っています。
宮ノ下の川沿いには「チェンバレンの道」と名づけられた遊歩道もあるので、散策後の汗をかいた後にもおすすめです。

(2017年12月1日現在の情報です)

住所 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下366
電話 0460-87-0222
営業時間 10:00〜18:00(17:30LO)
定休日 木曜日
アクセス 箱根登山鉄道「宮ノ下」駅下車、徒歩5分。箱根本箱から車で15分
駐車場 なし
公式サイト http://www.miyanoshita.com/motonami/