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【甘酒茶屋】旧街道の石畳散策の途中に

あまざけちゃや【甘酒茶屋】

「飲む点滴」とまで言われるほど栄養豊富で、この数年、大人気なのがおなじみ「甘酒」。
美容にもいいとあって、愛飲している方も多いのではないでしょうか。
その栄養価の高さは江戸の昔からよく知られていて、箱根の旧街道には甘酒を出す茶屋が数軒あったようです。なんといっても「天下の険」と呼ばれる交通の難所を歩いて通行するのですから、栄養たっぷりの甘酒はいわば必需品。
そんな茶屋のうちの一軒が、なんと江戸時代から現在まで400年以上、13代にわたって営業しています。そんな成り立ちからなのか、年中無休で朝7時から夕方まで営業しているのですから、頭が下がります。
甘酒茶屋
いまも箱根旧街道を歩くには欠かせない茶屋。
基本のお品書きも昔からずっと変わっていないのだとか。
代名詞でもある「甘酒」は、酒粕や砂糖などは一切使わずに、米糀を発酵させて作ったもの。やさしい甘さです。
トレッキングで小腹が空いている時は、備長炭で焼いた「力餅」を。
甘酒茶屋の力餅
毎日ついているという「力餅」は1人前2個で500円。
写真は、海苔を巻いた「いそべ」と、甘さ控えめのきな粉をまぶした「うぐいす」ですが、このほかに、きな粉をベースに黒ごまを混ぜた数量限定の「黒ごま」があります。1人前は2個入りですが、いそべ&うぐいすのように好みの2種を選ぶこともできます。
お餅は毎朝ついているそうで、柔らかく、大ぶりなのにペロリと食べてしまえるおいしさ。
そのほか、味噌おでんや自家製のしそジュースもあります。
現在の建物は昭和46年の火災で全焼した後に建てたものですが、古材を使い、杉皮葺きで作られているので風情はたっぷり。江戸の昔に思いをはせつつ、のんびりした時間を過ごせます。
 
住所 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395-1
電話 0460-83-6418
営業時間 7:00-17:30
定休日 無休
アクセス 箱根湯本駅から箱根登山バス「元箱根港行」行きで約25分、「甘酒茶屋」バス停下車すぐ。箱根本箱から車で20分
駐車場 20台
公式サイト http://www.amasake-chaya.jp/index.html