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【箱根旧街道杉並木】見上げるような巨木が並ぶ旧街道の遊歩道
箱根旧街道杉並木
芦ノ湖沿いの杉並木には樹齢350年という巨木が並びます

はこねきゅうかいどうすぎなみき【箱根旧街道杉並木】

江戸の昔、東海道を旅する人を雨風や強い日差しから守ってきたのが、箱根旧街道の杉並木です。滝廉太郎の『箱根八里』の中にも、「昼なお暗き杉の並木」と出て来ます。いまもどこかひんやりとした木陰を作っています。

この並木は、箱根宿ができた1618年(元和4年)に、幕府からの命で川越城主・松平正綱が植林したのだと言われています。

 

長く旅人を見守ってきた並木ですが、1904年(明治37年)、箱根湯本から芦ノ湖へと続く新道を工事するときに足りない工事費を捻出するために、松や杉1,000本以上が伐採されたのだとか。

 

現在、元箱根から恩賜箱根公園まで約500mの道の左右に、約400本の杉の木が並んでいます。樹齢350年ほどの木はとても大きく、中には幹回り4mという巨木も。

 

箱根湯本方面の畑宿から続く旧街道の石畳はかなりの坂道ですが、湖畔の杉並木は高低差も少なくのんびりと散策できます。

住所 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根
電話 0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
アクセス 箱根湯本駅から「箱根町」行きバスに乗り「箱根支所前」下車。

歩いている人がとても小さく見えますが、それだけ杉の木が巨大なのです。
途中にある一里塚の碑。